育児や介護、病気療養など、休職中の借り入れは可能なのでしょうか

病気の療養や育児休暇、介護休業などの理由によってやむを得ず休職中となってしまった場合、この期間中にカードローンやキャッシングなど、お金の借り入れは可能なのでしょうか。

基本的に貸出の基準となる審査の軸は安定した身分に基づく定期的な安定収入、およびそれに基づく返済能力ですから、会社に勤務していない状態で借り入れをすることはかなり難しいといえるでしょう。

ただし、それはあくまでも退職、離職後の話であって、休職期間中でも復帰の見通しがあるなどの理由でまだ起業に在籍しているのであれば交渉の余地は十分にあります。再就職が決まっている方の場合も前向きに審査をしてもらえる傾向があるようです。

また、主婦の場合、夫の収入を拠り所に借り入れが出来る場合もあります。

とはいえそれなりにハードルは高いようで、育児休暇などの場合、自治体を頼る、という方法もあることを付け加えておきます。実は自治体によりますが、地域によっては育児・介護休暇取得中の方々向けの低金利ローンを用意しているところがあります。取り扱いは労働金庫とか、信用金庫などです。

住民税の滞納が無い、県内に居住など、該当自治体との密接なつながりも重要視されますので、そこをクリア出来れば金利も低いですし、金融業者や銀行に行く前に相談に行く価値は十分に高いといえるでしょう。

しかも金銭的に苦しい時期に借り入れを行なうわけですからその返済プランにも融通を効かせてくれることが多いです。困ったらまずご自身のお住まいの自治体を訪ねてみるのもよいでしょう。